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フリーランスエンジニアに屋号は必要?決め方や変更時の注意点も紹介!

data-icon投稿日 2022.04.25data-icon更新日 2023.06.01
フリーランスエンジニアに屋号は必要?決め方や変更時の注意点も紹介!
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フリーランスエンジニアとして働き始めるとき、「屋号は必要なのか?」と悩む人も多いのではないでしょうか?

屋号をつけることのメリット・デメリットがわからない場合、個人名でも問題なさそうに感じるでしょう。しかし、屋号をもつことで得られるものも多くあります。

本記事では、フリーランスエンジニアが屋号をつけることのメリットやデメリット、利用シーンなどを詳しく解説します。

具体的な屋号の決め方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアに屋号は必須?

屋号とは、会社でいうところの社名のようなもので、フリーランスエンジニアになったからといって必須というわけではありません

法人の場合は、代表者となる人物と会社を分けるために社名(商号)をつける必要がありますが、個人事業主の場合は「あれば便利だが、個人名でもよい」とされています。

フリーランスエンジニアとして独立し、必要性を感じてから屋号をつけることも可能です。また、屋号は自由に変更や追加が可能で、事業内容が変わった場合や他の名前をつけたい場合なども柔軟に変えることができます。

フリーランスエンジニアが屋号をつけるメリット・デメリット

では、フリーランスエンジニアが屋号をつけることで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

以下で詳しく解説していきます。

メリット

まず、フリーランスエンジニアが屋号をつけることのメリットを4つ紹介します。

事業専用の銀行口座を作ることができる

フリーランスエンジニアになると、報酬の入金や必要経費の支払いなど、お金の出入りを管理する必要があります。プライベートで使っている口座と同じ口座を使う場合は、確定申告の際に過去の分まで遡らなければならなず、どれがプライベートの支出でどれが事業の支出なのかを選別することに余計な手間や時間がかかってしまうことも…。

屋号をつけることで事業専用の銀行口座が開設できるため、管理が楽になります。事業とプライベートで口座を分けるとお金の動きが把握しやすくなるため、事業用の口座が作れるのは大きなメリットといえるでしょう。

一目で職種が判断できる

職種がわかりやすいネーミングを屋号にしておくと、名乗るだけで「どのような職種の人」なのかが相手に伝わるようになります。

フリーランスエンジニアには個人名で活動している人もいるため、屋号を決めていることで相手の印象に残りやすく、あとから思い出して声をかけてもらえる確率が高まるかもしれません。

そのため、屋号を決めたら名刺にも記載しておき、周囲の認知を図るとよいでしょう。

信用度が増すこともある

屋号をつけて活動していることで、周囲からの信用度が増すケースもあります。初対面の人への挨拶時やネット上の表記に、個人名ではなく屋号が設定されていると「〇〇の人」と認識されやすく、信頼につながりやすくなります。

そのためにも、覚えやすく誠実さを感じさせるネーミングを考えることが重要です。ただし、何度も屋号を変えると、信用をなくしかねないので注意が必要です。

法人化するときにも便利

法人化する際、個人事業主として使っていた屋号をそのまま会社名につけることが可能です。屋号と同じ名前を会社名にすることで、これまでの実績や評価を活用しやすくなります。

法人化する際、個人事業主とビジネス内容が変わることを理由に新しい名称を考える人もいますが、法人化しても事業内容に特に変更がなければ、屋号をそのまま法人名に利用する人も多いです。

デメリット

屋号をつけることのメリットは多いものの、デメリットがあることも事前に知っておきましょう。ここでは、フリーランスエンジニアが屋号をつけることのデメリットを2つ紹介します。

ネーミングセンスがないとマイナスイメージをもたれる

よくも悪くも、屋号は初対面の相手に大きな印象を与えます。

たとえば初対面の相手に屋号を伝えて「センスがない」と感じられてしまった場合、「仕事のセンスもないのでは?」と思われる可能性があります。

また、ありきたりな屋号は印象に残りにくかったり、「平凡な人」という印象を与えてしまうことも…。

せっかくつけた屋号で、マイナスイメージを持たれてしまっては元も子もありません。第一印象をよくするためにも、しっかり考えたうえで屋号をつけるようにしましょう。

屋号により依頼される仕事の幅が限定される可能性がある

職種名を屋号に設定することで「覚えてもらいやすい」というメリットがある反面、業務範囲を絞りすぎたネーミングは仕事の幅を狭める可能性があります。

たとえば「サイトデザイナー〇〇」や「プログラマー〇〇」という屋号をつけた場合、サイトのデザインしかできない、もしくはプログラミングしかできないというイメージを与えかねません。

このように業務範囲を絞りすぎるとマイナスに働くこともあるため、どのような仕事を請け負っていきたいのかを明確にしてから屋号に取り入れると良いでしょう。そうすることで、屋号で損をすることがなくなるはずです。

フリーランスエンジニアが屋号を利用するシーン

ここまで読んできた方のなかには、「屋号っていつ使うの?」と思う人もいるかもしれません。
フリーランスエンジニアが屋号を利用するシーンは、主に書類関係やネット上の表記などです。

以下に、フリーランスエンジニアが屋号を利用する主なシーンをまとめました。

  • 事業用の銀行口座の開設
  • 名刺
  • 領収書、見積書、請求書
  • オンライン上のコンテンツ(SNSやWebサイトなど)
  • 確定申告

ただし、契約書などの署名欄には、当事者を特定できるように記入する必要があります。そのため、サインが必要な場合は屋号だけではなく「〇〇事務所(屋号) 代表 〇〇(名前)」と記載しましょう。

参考:just answer 法律

フリーランスエンジニアの屋号の決め方と具体例

ここからは、フリーランスエンジニアの屋号をつける際の考え方や具体例を紹介します。

IT系とわかるフレーズをつける

フリーランスエンジニアが屋号をつけるときは、「ITエンジニア」というイメージが湧きやすいネーミングにするのがおすすめです。

絞りすぎると逆効果なのは前述の通りですが、屋号からある程度は職業が連想できることが望ましいです。以下のようなフレーズがついていると「IT関連の人」という印象を与えやすくなります。

  • 〇〇テック
  • 〇〇システム
  • 〇〇プロジェクト
  • 〇〇グラフィック
  • 〇〇デザイン
  • 〇〇クリエイト

また、ターゲットを明確にするのもよいでしょう。たとえば、将来的に海外での活動も視野に入れるなら「〇〇teck」や「〇〇design」のように、屋号にアルファベットを入れる方法もあります。

覚えやすいフレーズにする

屋号をつける時は、覚えやすいフレーズにすることも大切です。シンプルで印象に残りやすいフレーズなら、屋号で呼んでもらいやすくなります。

逆に覚えづらく、呼びにくい屋号をつけると「声をかけづらい」と感じられることもあるので気をつけましょう。

また、聞き間違いの多い屋号も避ける方がよいです。聞き間違いを避けるためにも、「バビブベボ」のような濁点(゛)や「パピプペポ」のような半濁点(゜)を効果的に使うことを心がけましょう。

検索したときに他の人と被らない名前にする

インターネットで検索したときにすでに違う人がヒットする場合は、どの屋号があなたなのかがわからずに混乱を招く可能性があります。良さそうな屋号を思いついたら、1度ネットで検索してほかに使っている人がいないか調べておきましょう。

また、ドメインが取れるかどうかを確認しておくのもおすすめです。ポートフォリオやブログを開設する際、屋号と同じドメインが使えればスッキリとまとまった印象を与えることができます。

思い入れのある言葉から連想した屋号であれば、由来や背景を伝えることで親近感を持ってもらえることもあるでしょう。

法人化するときに使える屋号にする

法人化を検討している人は、社名として使える屋号を考えましょう。
ローマ字やアラビア数字(1、2、3など)は商号に使うことができますが、社名の登記に使用できる記号は以下の6つに限定されているので注意が必要です。

「&」アンバサンド
「 ’ 」アポストロフィー
「 ,」コンマ
「 – 」ハイフン
「 .」ピリオド
「・」中点

また、これらの記号は文字と文字の間のみ使用可能で、先頭や末尾には使えません。たとえば「& ヤマモト株式会社」や「合同会社sugimoto ’」などはNGになります。

法人化する際に屋号と違う名称をつけることは可能ですが、そのまま使いたい人はあらかじめルールにしたがって考えるとよいでしょう。

フリーランスエンジニアが屋号を決めるときの注意点

フリーランスエンジニアが屋号を決める際、基本的にはどのようなネーミングにするのも自由です。しかし、なかには避けるべき言葉やフレーズもあるので、事前にチェックしておきましょう。

ここでは、屋号を決めるときの注意点を3つ紹介します。

法人に間違えられる言葉はつけられない

まず注意したいのが、法人に間違えられる言葉はつけられない点です。
たとえば「〇〇株式会社」や「〇〇会社」「合同会社〇〇」という名称は、屋号にはつけられません。

なぜなら、「会社」や「合同会社」は法務局に登記している法人しか利用できない名称だからです。開業届を出しているフリーランスエンジニアは個人事業主であり、法人ではありません。

そのため、会社であると間違って認識するような「〇〇会社」などの名称をつけることはできないので注意しましょう。
以下のサイトでその名称が登記されているかどうかを調べられるので、将来的に法人化を検討している人は事前にチェックしてみてください。

オンライン登記情報検索サービスを利用した商号調査について

また、商標登録されているネーミングと同じものや似ているものも、避けるほうがよいでしょう。商標登録されているかどうかは、以下のページで確認できます。

商標検索

奇抜すぎるフレーズは避ける

「人と違う屋号をつけたい!」と思うあまり、奇抜なフレーズをつけてしまうと後悔する可能性があります。屋号はクライアントや周囲の人に認知されてこそ意味のあるものです。

奇抜すぎるフレーズを屋号にすることで周囲から「恥ずかしくて口にしたくない」と思われたり、「使いづらいから呼ばないでおこう」と避けられてしまうかもしれません。

親しみやすい屋号をつけることで、「〇〇の仕事は△△さんにお願いしよう」などのように自然に思ってもらえる可能性が高まります。

流行りのフレーズは避ける

流行りのフレーズで屋号をつけると、ブームがすぎた時に「時代遅れ」と感じやすくなります。また、流行っているときは格好良く感じても、その時期がすぎると飽きてしまうかもしれません。

屋号は変更可能とはいえ、流行りのフレーズをつけることで頻繁に変えていては不信感を与える原因となってしまいます。止むを得ない理由以外で屋号を変えることは望ましくないため、流行り廃りのないフレーズを考えましょう。

屋号の登録に必要なこと

屋号は、開業届を出すときに「屋号」の欄に記載するだけで登録が完了します。開業届は新規事業を開始したときに出す書類で、原則、事業開始から1ヶ月以内に所管の税務署に提出することになっています。

手数料は不要で、「個人事業の開業・廃業等届出書」の必要箇所を記入するだけです。ただし、開業届を出さずにフリーランスエンジニアとして活動しても罰則などはありません。

屋号を決めたら、開業届に記入して登録しておきましょう。

屋号を変更する時に必要なこと

屋号を変更する際、税務署への手続きなどは必要ありません。
確定申告をするときに、申告書や決算書に新しい屋号を記載するだけで変更は完了します。もしも変更したことを書類として残したいのであれば、開業届を提出し直すことも可能です。その際は、開業届の「その他参考事項」に変更の旨を記載しておきましょう。

屋号をもとに個人事業主用の金融口座を開設している場合は、変更した旨を銀行などの金融機関に通知するようにしましょう。そのほかにも、既存の取引先などへ通達することも忘れないようにしましょう。請求書や領収書の宛名変更をしてもらう必要がありますし、急に屋号が変わっていると信頼を落としかねないため注意が必要です。

また、屋号を変更する回数に制限はありませんが、頻繁に屋号を変更すると信頼を落としかねないので注意しましょう。

まとめ

フリーランスエンジニアに屋号は必須ではありませんが、考えてみるのもよいでしょう。屋号を決める際は、IT関係を連想させるフレーズを取り入れるとわかりやすくなります。

また、屋号をつけてフリーランスエンジニアとして活躍するためには、安定した収入が必要です。案件を途切れさせることなく働きたい人には、エージェントの利用がおすすめです。

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