フリーランスエンジニアの人脈作り、5つの方法とポイントを紹介

この記事から得られる情報
フリーランスエンジニアに人脈が必要な理由とは?
フリーランスエンジニアが人脈を作る5つの方法
フリーランスエンジニアが人脈を作るメリット
フリーランスエンジニアが人脈を作る際のポイント
フリーランスエンジニアが人脈を案件獲得につなげるなら「Bizlink」
まとめ
フリーランスエンジニアには、「人付き合いが苦手だから独立した」という人もいるかもしれません。しかし、フリーランスエンジニアにとって人脈は大切な役割をします。
もちろん損得勘定だけで人脈を作るのは良いとはいえませんが、案件獲得につながることがあるのも事実です。フリーランスエンジニアとして長く働き続けたいのであれば、上手に人脈を広げていきたいもの。
本記事では、フリーランスエンジニアが人脈を作る方法や、気をつけたいポイントを紹介します。人脈作りに悩んでいるフリーランスエンジニアは、ぜひ参考にしてください。
フリーランスエンジニアに人脈が必要な理由とは?

「フリーランスになっても、人脈が必要なの?」と思う人もいるかもしれません。たしかに、フリーランスエンジニアは案件さえ獲得できれば、人脈がなくても収入は得られるでしょう。
しかし、人脈がないままフリーランスエンジニアとして数年、数十年と働いていくと、取引先やスキルの幅が広がらず、さまざまな意味で停滞してしまう可能性も……。
「どうしても人脈を作りたくない!」ということであれば仕方ありませんが、人脈を広げることで得られるものも多く、人として成長できる機会にもつながります。
とくに同じ言語を扱うエンジニア同士であれば、お互いにつまづいたところを相談することもできるでしょう。また、フリーランスは常に孤独なため、人脈を広げることは「味方を増す」ことともいえるのです。
フリーランスエンジニアが人脈を作る5つの方法

フリーランスエンジニアが人脈を作る方法はいくつかあります。人によって向き不向きがあるので、自分に向いていると感じる方法で人脈作りをしてみましょう。
方法①イベントに参加する
1つ目は、企業や個人のエンジニアが開催するイベントに参加する方法です。企業開催のイベントは、宣伝や広告を目的に実施されることもありますが、場合によっては魅力的な人材を探しているケースもあります。
また、開催側だけでなく参加者も他のITエンジニアと交流したいと思って参加している可能性が高く、人脈を広げられる最適の場所といえるでしょう。
エンジニア向けのイベントには、勉強会やセミナーなどもありますが、できれば交流会などの「親睦を深めること」がメインのイベントに参加するのがおすすめです。
IT勉強会支援プラットフォームの「connpass」には、さまざまな勉強会やイベントの情報が掲載されているので、一度チェックしてみるとよいでしょう。
方法②SNSでエンジニアとつながる
2つ目は、SNSにフリーランスエンジニアとしてのアカウントを作成して、他のITエンジニアと交流する方法です。とくにTwitterやFacebookでは、事業用のアカウントを作り、人脈を広げてビジネスに活用しているフリーランスエンジニアも少なくありません。
同じ分野のITエンジニアをフォローして、投稿をみたりコメントをしたりと、SNSなら気軽に交流できるのが魅力。また、SNSはセルフプロデュースとして使うことも可能です。
定期的に情報を発信して、自分がどのようなフリーランスエンジニアであるかをアピールしましょう。ただし、あまりにもビジネス色が強いと敬遠されやすいことや、過激な発言は炎上を招くこともあるなど、注意すべき点も多くあります。
方法③以前の職場の同僚に声をかける
3つ目は、以前の職場の同僚に声をかけてみる方法です。同僚でなくても、独立前の職場で仲良くしていた人なら上司でも部下でもかまいません。
過去に一緒に働いていた人であればお互いに人柄がわかっているので、「誰か紹介してほしい」と伝えた時に、自分に合いそうなタイプの人を紹介してくれる可能性が高まります。
ただし久しぶりに連絡する場合、損得を前面に出した状態で接すると良い印象を与えません。頼ることだけを考えるのではなく、「自分にできることがあれば声かけて」など、お互いにとって良い関係性を築く意識が大切です。
方法④エンジニアコミュニティを利用する
4つ目は、エンジニアコミュニティを利用する方法です。エンジニアコミュニティサイト「Qiita」や「Zenn」などは、業務でつまづいた時にお世話になっている人も多いのではないでしょうか。
これらのコミュニティサイトでは、専門的な情報の発信や質問、さらに質問への回答をするなど、さまざまなことがおこなえます。エンジニアコミュニティには多くのITエンジニアが登録しているため、人脈を広げるだけでなく学びを深めたり、最新情報を入手することも可能です。
また、コミュニティサイトからオフラインの活動につなげることもできるので、積極的に利用してみるとよいでしょう。
方法⑤フリーランス向けコミュニティに参加してみる
5つ目は、フリーランス向けのコミュニティに参加してみることです。フリーランス向けコミュニティは、ITエンジニア以外の業種のフリーランスも参加しているコミュニティで、異業種交流できるのが大きな特徴。
フリーランスならではの悩みや質問を投げかけられたり、福利厚生が受けられたりと、さまざまなサービスが用意されています。また、コミュニティによっては案件の紹介をおこなっていることもあります。
料金やサービス内容はそれぞれ異なるため、自分に合いそうなコミュニティを探してみましょう。
フリーランスエンジニアが人脈を作るメリット

フリーランスエンジニアが人脈を作るメリットはさまざまあります。ここでは、人脈を作ることで得られる代表的なメリットを4つ紹介します。
案件の獲得につながる
フリーランスエンジニアは、人脈から案件を受注することも少なくありません。過去の取引先の案件を引き継いだり、クライアントを紹介してもらえたりすることもあるでしょう。
逆に人脈がないということは、案件獲得の機会を損失していることにもなります。すでに関わりのある人との信頼関係を構築するのはもちろん、これから新しく出会う人たちとも良い付き合いができるように心がけましょう。
また、イベントに参加する際は、名刺を持参して積極的に連絡先を交換しておくのがおすすめです。良いつながりを作っておくと、のちのち仕事につながる可能性が高まります。
リスクヘッジできる
フリーランスエンジニアは、突然のプロジェクト終了や予算カットの影響を受けやすく、いつ契約を切られるかわかりません。クライアント企業の業績悪化や不景気など、何かが起こった時でも冷静に対処できるように、取引先を分散させてリスクヘッジしておきたいもの。
万が一、契約打ち切りにあったとしても、人脈があれば周囲の誰かに声をかけたり、過去の取引先に連絡してみたりと、何らかのアクションを起こすことができます。
最新情報を早くキャッチアップできる
変化の早いIT業界では、常にトレンドをキャッチアップすることが大切です。しかし、組織に属さないフリーランスエンジニアは、自ら情報を取得する姿勢がなければ得られる情報が限られてしまいます。
そこで業務以外の場での人脈作りが大切になるのです。人脈が増えれば、その分ほかのITエンジニアの知識や情報が得やすくなります。
また、イベントに参加すると、新しい技術やツールの導入事例などを直接見る機会を増やせて、自然と最新技術への知見を広げられるようになります。
モチベーション維持につながる
人と関わることで、刺激を受けてモチベーション維持につながる点も大きなメリットです。多くのフリーランスエンジニアは孤独を感じることがあり、同時にモチベーション維持に苦労する声も少なくありません。
そこで、日常的に連絡が取れる友人や、モチベーションがどうしても上がらないときに話を聞いてもらえる人がいれば、気を紛らわせることもできるでしょう。メンタルを健やかに保つという意味でも、人脈を作ることは非常に大切と考えられます。
フリーランスエンジニアが人脈を作る際のポイント

フリーランスエンジニアが人脈を作る際、いくつか気をつけておきたいことがあります。人間関係からトラブルに発展しないためにも、以下の3つポイントを意識しましょう。
人脈を作る目的をもつ
「何のために人脈を作るのか?」という目的をしっかり考えておくことが大切です。たとえば、
- 最新情報を発信している人を見つける
- 自分が知らないことを知ってそうな人を見つける
などの目的があれば、無駄に人脈が広がることもないでしょう。また、なかには勧誘や商品を売りつけようと近づいてくる人もいるかもしれません。
しかし、目的をもっておくことで「付き合いたい人とそうでない人」の取捨選択がしやすくなります。とくにSNSは簡単に人脈が作れる反面、必要ない人ともつながりやすいため、相手をしっかり見て判断しましょう。
幅広い年齢層や他業種の人と関わってみる
人脈を作るときは、「この人は、おそらくこうだろう」という決めつけをせずに関わってみることが大切です。とくに交流会や勉強会は若手エンジニアが集まりやすい傾向にあるので、幅広い年齢層や業種の人と関わり、視野を広げることも意識してみましょう。
年配のITエンジニアと交流できれば、ベテランならではの見方や知識を知るきっかけにもなります。また、他業種のフリーランスと関わることで、新しい気付きが得られることもあるでしょう。
新しい視点を持つことは、フリーランスエンジニアとしての在り方や考え方にも良い影響を及ぼすかもしれません。
上辺だけの付き合いをしない
人と付き合うのが苦手だからといって、上辺だけの付き合いをするのはNGです。どのような相手でも、自分から腹を割って話さなければ、本音での付き合いにはなりません。
逆に、本音で話したときに「合わない」と感じるようであれば、相性がよくないとも考えられます。上辺だけの付き合いをしていると、関わっている時間や労力が無駄になることも多く、変に気を使って疲れてしまうことも……。
一度関わった人との関係性を切るには勇気がいりますが、お互いの貴重な時間を無駄にしないためにも、上辺だけの付き合いはしない方が良いでしょう。
フリーランスエンジニアが人脈を案件獲得につなげるなら「Bizlink」
「人脈を作って多くの人と交流したい」と考えているのであれば、自ら行動していくしかありません。とはいえ、人脈作りに抵抗を感じるフリーランスエンジニアも多いと思います。
そこで、フリーランスエージェントを活用してみるのも1つの方法です。「フリーランスエージェントは人脈ではないのでは?」と思うかもしれませんが、キャリア相談や棚卸しができるなど、しっかりとした繋がりを作ることができます。
また、希望があれば面談の練習などもおこなってくれるため、プロ目線でのサポートが受けられます。なかでも「Bizlink」は、急成長のベンチャーや大手企業など、個人営業では参画できないような案件も扱っているフリーランスエージェントです。
週3日やリモート業務など、希望条件に合わせた案件紹介が受けられるので、理想の働き方が実現しやすいのも魅力です。条件交渉から契約のやりとり、参画後のサポートまでおこなっているので、初めてでも安心してご利用いただけます。
人脈なしで案件を獲得したいフリーランスエンジニアは、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
どのような働き方でも、人との交流を避けることはできません。人脈を作り、周囲とより良い人間関係が形成できれば、さらに豊かな日々が過ごせるはずです。
今回紹介したように、フリーランスエンジニアが人脈を広げる方法はたくさんあります。どの方法が合うかは人によって違うため、まずは行動してみることが大切です。
無理して人付き合いをする必要はありませんが、より実りあるフリーランスライフを送るためにも、自分らしく人脈作りができる方法を探してみてください。